IBM i システム解析ツール〈PLANET/COMET i （プラネット コメット アイ）〉のよくあるご質問
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アプリケーション保守作業を、全てSierに委託している場合の利用例
アプリケーション保守作業を、全てSierに委託しているのですが、そのような企業は、どういう観点で利用していますか？
「ガバナンスの担保」および「費用の最適化」の観点でご利用いただいております。
※〈PLANET/COMET i〉を導入することで、Sierが何を変更したかが変更履歴がいつでもわかることで、システム監査に役立っています。また、ある改変作業が発生した時、どれだけの影響範囲になるかという確認が自社で出来るようになるため、Sierの見積に対する妥当性を判断することが可能となります。
管理部門による利用例
実際に使用するのは開発部門だと思いますが、管理しかしていない部門は、どういう使い方をするのが望ましいですか？
現場の作業を確認するとともに、いつでも確認できるということが、結果として、ガバナンスを確立することになります。具体的なポイントは以下のとおりです。
・システムの保全性をキープするために、プログラムの平均ステップ数を定期的に確認し、システムが健康か否かの「健康診断」をします。
・変更履歴管理を見て、実際のテスト範囲などの確認を行います。
クローン分析
よく似たプログラムが、たくさん存在しているのが、実状であるが、そういう場合の整理手順は、どうすればいい？
〈PLANET/COMET i〉では対応をしておりません。
別サービスになりますが、「クローン分析」というサービスがありますので、このサービスを使っていただければ、キレイに整理することができます。
ご興味がある場合は、販売代理店までお問い合わせください。
大枠の業務フロー（コンテキストダイヤグラム）の作成方法
大枠の業務フロー（コンテキストダイヤグラム）を作成したいのですが、どうすればいいですか？
〈PLANET/COMET i〉からは、システムの中からボトムアップ情報を取得することが出来ますので、この情報をもとに、業務に精通した有識者が作成するという方法が、現実的なプランです。（システムの中には、業務の観点の情報が格納されてないため）
棚卸作業の進め方
現在、「使っていないものは何か」という観点でリソースの整理をしている最中なのですが、具体的には、どの機能を使って進めるのが効果的ですか？
COMET関連分析機能を使って、不足オブジェクトや不足ソースを明らかにするとともに、一覧表の中に、オブジェクト管理情報にある「(オブジェクトの)最終使用日付」「オブジェクト作成日」「ソース変更日」を出力しているので、その情報をご利用いただく方法を推奨しております。
派遣先の企業に対するアプローチ
エンジニアを派遣している企業については、どうアプローチするのが効果的ですか？
〈PLANET/COMET i〉を導入することで、品質と生産性を上げるとともに、「システムの内容がわかりますので、他の仕事も出来ますよ」という方向性で、担当している部分の拡大を実現しているSierが多くあります。
モダナイゼーションを実施する際の導入タイミング
現行システムからIBM i (AS/400) に少しずつ移行していく方法を考えているのですが、〈PLANET/COMET i〉は、どのタイミングで導入するのが効果的ですか？
構造分析＆影響分析だけでなく、一覧表や統計分析などを随時使用することが、プロジェクト全体の精度を高めることになるので、IBM i (AS/400) のマシンを設置すると同時に、導入することを推奨しております。
365日24時間、動いている場合のリポジトリの更新タイミング
海外の支社もIBM i (AS/400) を使用しているため、365日24時間、動いています。こういう場合、リポジトリの更新タイミングは、どう考えればいいですか？
通常のお客様においては、早朝にリポジトリを更新するケースが殆どですが、365日24時間、稼働している場合は、下記のように設定することをオススメします。
・本番用リポジトリを2世代（リポジトリＡ＆Ｂ）作成し、切り替えて使用する仕組みにします。
・この仕組みを導入することで、Ａのリポジトリを更新している場合は、自動的にＢのリポジトリにログインし、更新が終わればＡのリポジトリにログイン出来るようになります。
開発環境のリポジトリの更新タイミング
開発環境のリポジトリ更新は、どう考えればいいですか？
開発環境は、自動更新ではなく、エンジニアが更新したい時に、マニュアルで更新するようにしたほうが使いやすいと思います。
※その他、記載されている会社名、および、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。
